2021年06月16日
【アカデミー】「U-15日置 2021 劇走通信!」
こんにちは今回、ブログを担当させて頂きます。
鹿児島ユナイテッドF C U-15日置
監督の井出です。
宜しくお願い致します。
今回のテーマはU-15日置 初の九州大会出場です。
先日行われました第36回九州クラブユースU-15選手権大会で5位ながら、
県大会を突破し九州大会に出場する事ができました。
そこに至るまでには幾多の困難や試練を乗り越え多くの方々に支えられ、
今大会の九州大会出場という目標が達成できました。
鹿児島ユナイテッドF C U-15日置は今シーズンでチームが終了します。
そんな最後のシーズンに選手たちは九州大会出場、
県チャンピオンを取ることを目標にシーズンをスタートしました。
しかし、昨年の12月に行われたクラブユース新人大会では
1次リーグ敗退で1勝もできずに悔し涙をのみ大会を終えました。
それでも、選手たちは目標を見失わず前を向いて走り続けました。
選手同士でのミーティングを重ね、時には言い合いになることもあったと思います。
練習から互いに厳しくぶつかり合い、練習試合や県外遠征では強豪チームに立ち向かい逞しく大きく成長しました。
特に上手くいかない状況や雰囲気でも選手たちで意見を言い合い、
解決できる力が少しずつ増えた事が今大会中でも大きな力になりました。
また、常に意識する存在、兄弟チームであり、ライバルでもあるU-15鹿児島の存在も大きかった。
なかなか勝つ事ができず、結果でも常に先を行く存在。
同じユニフォームを着るチームとして不甲斐なく感じる時期もありました。
そんなライバルが同じチーム内、カテゴリーにいたからこそ選手たちの成長に繋がったと思います。
そして、勝利の要因は選手の頑張りももちろんですが、
保護者の方々の毎試合の応援やチーム活動に対するご理解も大きくありました。
練習試合や遠征先が遠い時でも会場に足を運んで頂き、
常に選手を応援している姿はU-15日置の力強く、
心強いサポーターとして選手たちを支えてくれました。
その他にも今回の勝利はU-15日置を卒団して行った多くの先輩、
選手の汗と涙の頑張りが報われた瞬間でもあったと思います。
U-15日置に夢や希望を持って入って来てくれた。
それでもなかなか結果を出す事ができなかった。
そんな先輩たちが残してくれた背中と、
チームに残してくれた歴史と経験も
U-15日置の勝利に繋げてくれたと思っています。
最後に鹿児島ユナイテッドFC U-15日置に選手を預けて頂きました
4種年代の指導者の皆様に感謝、致したいと思います。
今回の結果は中学校生活の3年間の結果だけでは無く、
4種年代からの引き続きの育成の結果に他なりません。
多くの地域の指導者の皆さんのお陰様で九州大会に出場が実現できました。
本当にありがとうございました。
これからは九州大会出場が記念大会にならない様により一層、努力と精進を重ね、
鹿児島県の代表としてだけでは無く、選手一人一人が各地域の代表として自覚を持ち、
九州大会でも活躍し1勝でも多く勝ち取りたいと思います。
これからも九州大会を含むシーズン終了、U-15日置の活動が終わるその日まで劇走したいと思います。
応援宜しくお願い致します。
鹿児島ユナイテッドFC U-15日置
監督 井出 高弘